極私的戯言
第29話

草刈作業をしていて思ったことです。
7月から8月にかけて、わたしは田んぼの畦の草刈をします。
稲刈りが始まり、コンバインで作業するのに畦の草が邪魔になるからです。
畦のきわを刈り取る時に、雑草で見えないと危ないですし、
トラックをとめるにしてもどこまでよせていいかわからないといけないからです。

暑い最中の仕事で汗だくになりながら草刈機械を使っていると、
「カン」とか「キン」とかいう音がして、
機械にショックが伝わるときがあります。
音ともに機械の先から何かが飛び出すように出てきます。
何かというと、

空き缶

また、「バジュ」とか「ペコン」とかいう音がして、
機械の刃に引っかかったりするときもあります。
何かというと、

ペットボトル

農道では、こういうことはないのですが、
一般道の横の田んぼでは、草刈りをするたびにこういったゴミがでてきます。
空き缶は、弾くことが多いので刃が痛むんです。
機械の刃のあたり具合によっては、自分のほうに飛んできて、
身体にあたるときもあります。
ペットボトルは、弾くよりも切り裂く場合が多いです。
で、中身が残ってたりすると最悪。
たいがいの場合、腐っているんです。
それが、かかると臭くて臭くて気持ち悪くなることもあります。

そして、一番困るのは、ビニールの袋です。
機械の刃に巻きついてしまうので、一旦機械を止めて取り除きます。
刃は高速回転してるので、ビニールはきつく巻きついていて、
なかなかとれないんです。
ひどいと刃自体を交換しないといけないときもあります。

あと、どうしてこんなものがあるのっていうのが出てきます。
ケチャップの空き容器、ホイルカバー、海苔の佃煮のびん。。。などなど。
風で飛んできたのか、捨てていったのかわかりませんが、
いろんなものがでてきます。

とにかく、

ポイ捨てはやめましょう。
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